NO TITEL

『あの時もっと愛し合ってれば

もっと素直になってれば

この先も、ずっとずっと

君と歩いていけたのかも

しれないのにね...』


ううん こんなの嘘

僕等は度が過ぎる程

みんなが驚く程

愛し合っていたんだもの

素直過ぎるくらいに

感情のままに愛し合ってたもの


少しの溝が 二人の距離

大きくしてったね

一直線過ぎた僕等は

はじめて壁にぶち当たった

その衝撃は大き過ぎたんだろうね


君がいなくなって出来た傷を

君以外の誰かに埋める事なんて

そんな事 出来るわけなかったんだ

だってこの傷を作ったのは君だから

この傷を 埋める事が出来るのも

君だけなんだよ。きっと。きっと。


僕には君が必要なんだよ。

どうして無理だと解っていても

この気持ちは

止まる事を知らないんだろう。


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